「種苗」と言っても様々な植物の種や苗があります。
同じ品種の種でも地域の特性や気候によって種をまく時期や肥料の配合、またその種の品種なども地域によって変えなければならない場合もありますが、難しく考える必要はありません。
基本を守り、ポイントを押さえれば、プロの農家さんが栽培するのも、初心者の方が家庭菜園で楽しむ事も可能です。
種まきから栽培をはじめると、少し手間はかかりますが、その分、育てる楽しみが待っています。
また、なるべく手間をかけずに楽しみたい方には、苗が売っているものもありますので手軽に楽しむことができます。
ここでは、様々な条件を踏まえた上で、上手に種から苗へ育てるポイントをご紹介します。
種を植える深さは、種の厚さの3倍が目安となります。
横幅のうすい種の場合は、光が当たらないと育たないので(例:ニンジンなど)、土をかぶせる位でOKです。
直接プランターや土で育てるより、ポットに入れて種をまき、苗で育てると失敗が少ないです。
※ただし、ダイコンやニンジン、ゴボウなど根菜類には適応しませんので注意が必要です。
1ポットにつき必ず3粒は入れて、育ってきた際に、育ちが良いものを残してください。
ポットで育てている間、芽が出る前から出る前は、高いところや通気性の良い土台の上に置くようにしてください。風通しを良くすることによってムレを防ぎ、根の病気を防ぎます。
※土の上に直接置かないようにしましょう。
野菜の種類によって植え付けに適した時期もまちまちなので、その野菜の性質をよく理解して、それぞれの適した時期に植えることが大切です。また、どれだけ正確にできるかがポイントとなります。
適期に植え付けすることが重要
育てる種に応じたプランターの大きさを選びましょう。(大きいほど良い)
適期に植え付けすることが重要